ずっと心ひかれています

大好きなパンがきっかけで訪れた転機

そんな生活の転機となったのがコロナ禍だった。外出もままならず、ステイホームが続く毎日の中で、パン作りの時間が自然と増えていった。そんな中、焼き上げたパンを食べてほしいと友人にプレゼントしたところ、これがとても喜ばれ、美味しいと評判に。
「自分が作ったパンでみんながhappyになれる」、そう感じたとき、大中さんに転機が訪れた。

手ごねパン教室　－sourire－　始動！

2021年1月、パンを作って、パンを食べて、みんなに笑顔になってほしいと、自宅のキッチンを開放しパン教室をスタート。教室の名前は～surire～（スーリール）、フランス語で「笑顔」を意味する。毎週月・火・金・土の午前中の2時間半、参加者2名までの教室を開講している。
自身が子育て中ということもあり、子ども連れでの受講も大歓迎。キッチン横にはキッズスペースがあり、子どもの様子を見ながらパン作りを楽しむことができると、口コミで受講者が増えている。

パンを通してみんなを〈笑顔〉に〈happy〉に

現在、子どもたちが目を覚ます前に、パン生地を捏ねる様子をinstagramで配信中。大中さんにとっては、一人パン作りに没頭できる時間だ。とにかく、パンが好きなのだ。パン作りが好きなのだ。
そんな好きで仕方ない、自らの情熱を注げるパン作りを仕事にできていることに、大中さんは大きな幸せを感じている。これからも、一人でも多くの人に、パンを通して笑顔に、そしてhappyになってほしいと願っている。