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2022.08.29掲載

Studio Feeling 槇原未久(まきはらみく)さん

Studio Feeling


スタジオ壁一面の大きな鏡に、POPな曲に合わせてのびのびとダンスする子どもたちの姿が映る。地元のお祭やイベントでのダンスライブを控え、スタジオ中が活気に満ちている。ここは三原市本郷にあるダンススクール「Studio Feeling」。現在5歳から15歳までの子どもたちがレッスンに通っている。指導するのは、地元本郷出身の槇原未久さん。2019年、この地にスタジオを立ち上げた。

ダンスにロックオン


自身も10歳からダンスを始めた。テレビで毎日のように目にする、アーティストたちのパワフルなダンスに心を奪われたからだ。

「私も踊ってみたい」

レッスンに通い始め、まずはジャズからスタートし、ヒップホップやロックなど様々なジャンルに挑戦した。ダンスへの熱意は年を重ねるごとに増していくばかりだった。
気が付けば高校卒業の年を迎え、このままダンスの道に進みたいと、大阪のダンス専門学校に入学した。
ダンスにも地域性がある。大阪は、ストリート系ダンスの本場と言われ、ダンサーそれぞれが即興でフリーダンスを競い合う自由な空気が漂っている。友人にも恵まれ、ダンスに明け暮れた2年間。世界で活躍するダンサーのレッスンを受けたりと貴重な経験を積むこともできた。

「オリジナルのダンスを極めていきたい」

ここでの刺激に溢れた日々は、槇原さんのダンスへの思いをますます深いものにした。

帰郷

専門学校卒業後、槇原さんは迷うことなく故郷に戻った。
「安心して自分を表現できるところ」
それが生まれ育った本郷町だったからだ。周囲には自分を認めて応援してくれる人もいる。その場所でいち早くスタジオを開きたいと思った。
保育士とダンサー、どちらの道に進むか悩んだ時期もあったというほど、元々子ども好き。だから、子どもたちにダンスを教えながら、自らもダンサーとしてレッスンを積んでいくことを選んだ。

感じたままに自由に表現


さて「Studio Feeling」では、ダンスの基本を指導したら、子どもたち自身にで振り付けや動きを考えてもらうこともある。それぞれのレベルに関係なく、表現することの楽しさを感じてほしいからだ。子どもたちの発想には驚かされることばかりだ。そんな時、槇原さん自身も「一緒に成長している」と実感できる。
レッスンではダンスだけではなく、絵を描くなどの創作活動を行うことも。

「自分が感じたままを自由に表現してほしいと思うんです」

ダンス、創作、様々な場面で、子どもたちが感じたこと、思ったことを自由にさらけ出してほしい。それが槇原さんの願いだ。そしてそのメッセージを、レッスンを通して全力で伝えている。

「Studio Feeling」
~感じたままに~。ここは子どもたちにとっても槇原さんにとっても、自由に自分を表現できる場所だ。

Studio Feeling【スタジオ フィーリング】
槇原未久(まきはらみく)
広島県三原市本郷北4丁目10-1
TEL.090-1356-3941
Mail:10.28dmainkcue@gmail.com
Instagram:https://instagram.com/miku_feeling?igshid=YmMyMTA2M2Y=
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